家族力 [診療日誌]

ケアマネさんから、サービス事業者の担当者会議の出席依頼がありました。
先日、食事指導と口腔ケアに伺った利用者さんです。

ケアマネさんと施設の職員さん、利用者のご本人、ご家族と私でお話をしました。
ケアマネさんが、非常に丁寧に資料を作っていただき、また、歯科のことも
取り上げていただき、感謝いたしました。
ばらScan10502.jpg

一般的に介護からは、歯科はまだまだ考えていただいてないし、
また歯科に携わる人たちでさえ介護はめんどくさがります。
いまだに、診療室へ来院させるために「掘り起し」などと称して、歯科検診を呼びかけてます。
みなさん「掘り起し」ですよ!本当に良い言葉か?私は疑問に思います。

先日横浜で講演会をしたときに、ある患者さんの経過を1例お話させていただきました。
知ってらっしゃる方は、少なくないと思いますが、ある末期がんの患者さんの口腔ケアの
お話です。
講演終了後、ある総合病院の先生から質問をいただきました。
「こういった口腔ケアをしなくてはならない事例は、少なくないのですが、先生はどうご家族に説明されるのですか?」という質問を受けました。
私は、「家族力」という言葉でお返事しました。家族が、見守ったりケアをしてくださる方たちですと、口腔ケアも可能になってきます。その「家族力」をみて、患者さんに口腔ケアをさせていただいているとお答えしたのですが・・・。
どうも、言葉が足りないような気がしてました。
付け加えるなら、こういった事例を少しづつでも、われわれが行って横浜でも萩でも数を増やしていって・・介護が必要になったら、終末期になったら歯科が必要ですよ!という常識を作っていくことが大切ではないかということを付け加えればよかったなぁと反省しました。
それと、トータルヘルスプランナーとしてのケアマネ力!も必要ですね。


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