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当院に後輩が訪問 [診療日誌]

大学の後輩が当院を訪問。記念写真を1枚。イケメン先生の訪問にスタッフのみんなは、いつにない笑顔でした。
久しぶりに、長い時間話ができてよかったです。
あっという間の、3日間でした。
先生も、歯周病の専門医ですから、衛生士さんといろんな話をしていただきました。
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おもちのプレゼント [診療日誌]

おもちのプレゼントです。先週金曜日に
学校歯科医をしている椿西小学校から、生徒さんがついたおもちを
プレゼントしていただきました。
おいしくいただきました。
こういった素朴なのがうれしいですね!
ありがとうございました。
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第70回学童歯みがき大会 [診療日誌]

昨日は、私が学校歯科医をしている市内の小学校で、学童歯みがき大会がおこなわれました。この大会は、日本学校歯科医会などの主催で、インターネットを通じて日本全国、アジアの小学校を含めた5万4千人が同時に学習する企画です。
今回、萩市では、はじめて参加することになりました。当日は、うまくいくのかハラハラしましたが、学校関係者の方々のご協力により、円滑におこなわれることができました。また、参加された生徒さん本当にごくろうさまでした。見学された萩市歯科医師会の先生方、いろいろとアドバイスをしてくださった山口県歯科医師会理事の中川先生どうもありがとうございました。おかげさまで大成功に終わり、子供たちも、とてもよろこんでいましたよ。
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病院により異なる看護力 [診療日誌]

今、ある病院の訪問診療から帰ってきました。半年くらい前にやっとの思いで作った認知症のあるおばあちゃんの入れ歯。ご家族にも、看護士さんにも着脱方法、管理の仕方、いろいろ教えて差し上げたのに・・・。ご家族がいないときには、看護士さんは全く義歯を入れようともしなかったそうです。・・・その結果、全く合わなくなってしまいました・・・・・・。
せっかく作ったのに・・・。認知症のためでしょうか、入れ歯の型を採るには、拒否もあり大変でした。そしてやっとできた入れ歯を装着するときにはフロアの看護士全員に丁寧に教えたつもりだったのに・・・・。
やる気のない、パフォーマンスだけの病院の看護は・・・???困ったもんです。
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風疹の知識 [診療日誌]

デンタルダイヤモンド社tという歯科の専門誌のHPに風疹ウイルスの記事が、無料公開されてます。昨年、DHstyleの9月号に掲載されたものを今、大流行しているので無料公開したそうです。HPの右上にあります。
ぜひ、みなさんも読んでみてください。
デンタルダイヤモンド社には感謝いたします。
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おばあちゃん!どこ行くの? [診療日誌]

お昼休みに、出かけようとすると認知症らしきおばあさんが、診療室のまわりをうろうろしていた。
そしたら、寒いところに座り込んでじっと何かを待っている様子。
誰か待っているのだろう・・。と、少し気になるがそのまま出かけた。
お昼休みも終わり、診療室に戻ってくると、まだ、寒空の下何かを
待っている様子。
「どうしたの、おばあちゃん。どこ行くの?」と聞くと・・「おかしいねぇ。家の者が、車で迎えに来るのでここで待っとけというので、待っているのだけど、来ないね・・。」
「もう、1時間くらいここにいるのじゃないの?どこに行くの?連れて行ってあげようか?」と聞くと
「○○病院。すみませんご迷惑をおかけします。でも、ここで待ちます。」と・・
「おばあちゃん。お名前は?」
「○浦□子・・・。」

「住所はどこ?」
「○○。あそこの旅館近くの・・。」

認知症の徘徊かな!?と思える。

警察呼ぶのも、あれだしいろいろと聞いてみたが、わからない。

やっぱり警察か・・。電話してみた。
(警察の生活安全課の方が、のんびりした方で、少しいらっとしたが・・・・・。)
「そのおばちゃん、目を離さないようにしといてくださいね。」
というが、こっちは仕事あるし・・・。
しばらくして、警察からお二人いらっしゃってお話しされた。
警察の方が
「お名前は?」
「F井です。」
全く、違う名前を・・・・・!!
ちょっと、ややこしくなりそうなので、おばあちゃん警察の車で、警察署に連れて行かれた。
夕方、警察からお電話をいただいた。
無事、家族の人と会えたそうだ・・。
よかった!よかった!こんなことが増えてくるだろうな。
診療より、疲れた!
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喪中はがき [診療日誌]

診療中に喪中はがきが届いた。
あぁ、またこの季節になったなぁ!と思ってはがきを見る。
すると、長年口腔ケアをしていたおばあちゃんのご家族からだった。
ご家族は、口腔ケアに理解があり、胃ろうになっても口腔ケアの必要性がわかっていらした。
ケアマネさんにも、こんな大切なことわかってほしい。
口から食べなくても、口腔ケアは必要なんだよ。
自宅療養の経過が悪く、病院に入院されてから、当院の口腔ケアは
途絶えてしまった。

あと、わずかの命だなというあきらめがあった。

その時は、数週間だろうと考えた。また、受け入れ先の病院も、なじみのないところだったので・・・。

・・・ここで、もうひと押しして、病院へも口腔ケアに行きますよ!と言えばよかった・・・のかな?。しかし、思いのほか入院期間も長かった。

担当衛生士にはがきを見せた。
寂しそうに、読んでいた。
最後まで、診る!という私たちの思いを実践できなかった。
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高齢者の介護・・・う~ん! [診療日誌]

 学会で、素晴らしい仕事を見せていただいたのと、自分がやった仕事の発表で高揚感に浸っていると・・・
全く予想外のことに出くわす。
おばあちゃんが診療台に座っていた。
介護者の方が、時々連れてきては、「ばあさんが食べられんから、何とかしてくれ!」と・・・。
お口の中は、今日食べたのか、いつ食べたのかわからないような、もう汚物になっている食べ物が・・。
うゎ~!まいった。衛生士さんが、すぐにお口の中の掃除をはじめた。
歯医者は、あまりにもすごい状態に立ちすくんでいるのに・・衛生士さんはすごい。
みるみるうちに、お口の中はきれいになっていまった。
「ばあちゃんは、あなたとおなじものが食べられなくなっているよ。」
「トロミをつけたりして、飲込みやすくしてあげないとね。」・・といっても介護される方には、トロミが理解できない。  ばあちゃんの口の中へ、食べ物を押し込む毎日・・・。
「入れ歯をなおせば、なんとかなるじゃろう!」と、入れ歯への期待が大きいのに比べて、お口の機能の衰えの方が大きいことが、やはり理解できない。
何とかしてあげたい気持ちは、こちらも空回りして、時に患者さんやご家族に、容赦ない言葉になってしまう。
学んだことが、学んだとおりにできない。
介護の場では、こういったジレンマが決して少なくはない。
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介護保険を利用したくても、その自己負担分を支払えないほど生活に困窮している場合もあるらしい。
手を差し伸べようとしても、介護する方の拒否もある。
いろいろと口腔ケアの話をして差し上げても「食事、洗濯・・おむつの交換・・そのうえ入れ歯やハブラシですか!?」、「そんなことできるなら、此処にはばあちゃん連れて来ないよ!」とも・・・言われたことがある。
認知症があって、いつまで続くかわからない介護生活。
本人も、家族も疲れ切っている。
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良質な介護は、家族の支えそれがベースにあって、そのうえでケアマネの能力によると自分で勝手に結論づけていた。そしてそちらの方しか向いていない自分がいた。どっぷりと介護に携わる職業じゃないから、切り捨てて、よいとこだけ見ればいい。どこかで、そう考えている自分も、確かにいた。

最前線は、美談ではすまされない現実があるんだ。

みんな、辛い!

モナリザ [診療日誌]

「モナリザ」は、あのレオナルドダビンチによって描かれた傑作です。
フランスのルーブル美術館へ行けば、彼女に会うことができます。
でも、日本から行くのは、時間とお金が必要でなかなか会うことはできません。

今から、数十年前、日本にこのモナリザが来るというので、田舎の高校の美術教師が
東京へ出かけて行きました。
さすがの「モナリザ」です。日本中の人が彼女に会いにやってきてました。
彼は、美術館の入口で、念願の「モナリザ」を前にして、入館するのを逡巡します。

「はたして、こんなに沢山の人がいる中で、モナリザの美しさを鑑賞できるのだろうか?」

彼は、滞在中美術館の前で、何度も悩みました。
そして最後の日に彼は意を決して、入館しました。

「モナリザ」に、やっと会えたけど、会場は満員の人でゾロゾロと行列の中で、ほんの
わずかな時間、それも、動きながらしか観ることができなかったと、彼はやっと会えた喜びと、
残念な気持ちが入り混じったお話をされました。

数十年前、私が高校生だったころ、美術の教師をされていた村上先生のお話です。
高校生のころは、どの教師も受験向けの授業ばかりで、つまらなかったのですが・・・。
村上先生の授業は、本当に楽しかった。今でも、このお話は昨日のことのように
おぼえています。

やがて、私が開業してから、先生は患者さんとしてお見えになりました。
「モナリザ」のお話をしたら、懐かしそうに目を細めてらっしゃいました。

晩年に個展を開かれた時に、お邪魔させていただきました。
先生の描かれた絵画は、とてもすばらしく、絵葉書にもなっています。

診療のお昼休みに、その絵葉書を持参して、サインをしていただきに
お宅に伺ったことがあります。お家にあげていただき、お茶を飲みながら
しばらく絵の話をしました。
やはり「モナリザ」をゆっくり観たかったとお話しされました。

先生は、もう何年も前にこの世を去られました。
楽しい会話ができる患者さんが来院されなくなるのは
ほんとうに寂しいですね。

家族力 [診療日誌]

ケアマネさんから、サービス事業者の担当者会議の出席依頼がありました。
先日、食事指導と口腔ケアに伺った利用者さんです。

ケアマネさんと施設の職員さん、利用者のご本人、ご家族と私でお話をしました。
ケアマネさんが、非常に丁寧に資料を作っていただき、また、歯科のことも
取り上げていただき、感謝いたしました。
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一般的に介護からは、歯科はまだまだ考えていただいてないし、
また歯科に携わる人たちでさえ介護はめんどくさがります。
いまだに、診療室へ来院させるために「掘り起し」などと称して、歯科検診を呼びかけてます。
みなさん「掘り起し」ですよ!本当に良い言葉か?私は疑問に思います。

先日横浜で講演会をしたときに、ある患者さんの経過を1例お話させていただきました。
知ってらっしゃる方は、少なくないと思いますが、ある末期がんの患者さんの口腔ケアの
お話です。
講演終了後、ある総合病院の先生から質問をいただきました。
「こういった口腔ケアをしなくてはならない事例は、少なくないのですが、先生はどうご家族に説明されるのですか?」という質問を受けました。
私は、「家族力」という言葉でお返事しました。家族が、見守ったりケアをしてくださる方たちですと、口腔ケアも可能になってきます。その「家族力」をみて、患者さんに口腔ケアをさせていただいているとお答えしたのですが・・・。
どうも、言葉が足りないような気がしてました。
付け加えるなら、こういった事例を少しづつでも、われわれが行って横浜でも萩でも数を増やしていって・・介護が必要になったら、終末期になったら歯科が必要ですよ!という常識を作っていくことが大切ではないかということを付け加えればよかったなぁと反省しました。
それと、トータルヘルスプランナーとしてのケアマネ力!も必要ですね。


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