小学生の給食を1年生と一緒にたべてみた! [診療日誌]

私が、学校医をしている小学校の養護の先生から依頼があり、1年生の給食の時間にお邪魔させていただきました。
「口の中に食事を入れてなかなか飲み込まない子がいる。」「食べるのが遅い。」「口に入れる量が少ない。」など・・・いろんな問題のあるお子さんがいるようです。

今回の依頼は、はっきりとして養護の先生も、準備は万全でした。
校長先生も栄養士さんも今回の給食プロジェクトに関しては、熱意のあるお話をしてくださいました。
ロボットimg055.jpg

わたしも1年生と一緒に給食をいただきました。何十年ぶりでしょうか・・?
おいしいですね~!最近の給食は・・。
栄養士さんも同席して、生徒さんの食事を観察しました・・・。
が、私が行ったことで、生徒さんたちも気分が盛り上がったのでしょうか?
いつになく食事がスムーズにできたようです。先生方は予想外の展開にとまどってました。・・
「普段は、こうじゃないんだけど・・・」と、こぼされたましたが・・。

食介護の市川先生によれば、おいしく食べるには①食べる環境の改善②口腔の健康の維持③食べる機能の正常化が必要であると言われています。

今回は、やはり小学生ですから、お口の機能や健康に大きな問題もありませんから・・・環境の改善によるものだと思います。食事も、いろいろとこんなに栄養士さんが考えて作られているのには感心しました。

久々に、前向きになる依頼で、ほっとしました。
家img059.jpg
   
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ハワイの佐和子

あるテレビ番組で、最近の給食はとても美味しくて(きちんとした栄養士さんが試行錯誤しているため)主婦の間で給食レシピ本やネット検索で自宅で給食メニューを実践しているお母さんが多いらしい事を放送していました。さすが日本ですね。

by ハワイの佐和子 (2011-12-11 00:50) 

徳さん

「給食」懐かしいです。校長時代には各教室を訪問して一緒に食べました。3学期は主に6年生を何人かずつ校長室に呼んで食べたものです。
それともう一つの想い出は「管理職」」(校長か教頭)は30分前に「検食」をしなければならなかったことです。「検食簿」に異常なしとか書きました。
今の給食はおいしいですね。
by 徳さん (2011-12-11 08:12) 

なんちゃん

生徒さんの中には、これだけ配慮してある給食なのに、食べる気が起こらない、おいしいとも思わないお子さんが、少なからずいらっしゃいます。
ご家族の問題(、不況による親のリストラ、離婚率の増加による母子家庭の増加など)も、無視できない要素としてあります。
よ~く考えてねばなりません。
by なんちゃん (2011-12-12 13:48) 

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