いろいろあるんです。 [診療日誌]

開業当初から、当医院を使ってくださる患者さんがいます。
悪くなったら、治療で、予防やメインテナンスには応じてくださらなくって、今回下の前歯だけになりました。
「先生、この歯も、ついでに抜いてくださいナ!」と、簡単におっしゃる・・・。
入れ歯が、得意ではない私は「下の顎の入れ歯の安定のためには、少しでも歯があるといいのですよ。」
と、保存をお勧めした。
どうにか理解していただき、義歯を入れました。幸い、特に問題がなく予約の日におみえになりました。
調整もほとんどなかったので、終わりにしようと思ってましたら・・。
患者さんが、「65歳で、自分の歯が、2本しか残らなかったのはね~」と
お話を始められました。
シテーンmg071.jpg
「生まれてから、歯は自信があったのですが、今から、30年くらい前に、出産で歯が悪くなり、ちょうどその時に行った歯医者さんでは、麻酔もしていただけなくって、それは、それは痛い思いを」しましてね。それから歯医者に行くのが怖くなって・・・・」「先生、どう思っているかわかりませんが、いろいろ、あるんですよ。」と・。
患者さんの言葉の意味の裏には、いろいろあるんですね。こうして、何十年もして、やっとお話してくださる方もいらっしゃいます。
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福島県wおおの

『歯周病専門医が総義歯つくったら!』読みましたよ!

by 福島県wおおの (2011-06-08 11:43) 

なんちゃん

e~え~
大野さん・・。元気ですか?
福島大変ですね。がんばってくださいね。
山口へ帰ってきた時は、ぜひ連絡を!
「歯周病専門医が総義歯つくったら!」どうでした?
おもしろかったでしょう!おじいちゃんの幽霊もでてくるし・・。
by なんちゃん (2011-06-08 16:46) 

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