嚥下カンファレンス~頸部聴診法による嚥下障害のスクリーニング~ [診断]

今日は都志見病院での嚥下カンファレンスです。
いつもの、VFとVEの症例検討・・・・。私が先日訪問診療で総義歯を装着した患者さんの現在の状態が見られました。昨年、脳出血を起こして入院された患者さんです。いろいろ紆余曲折はありましたが、食形態もUPしてひとまず胸をなでおろしました。
今回の勉強のテーマは、頸部を聴診器で聴診して嚥下障害をスクリーニングしようとするものでしたが・・・。
正常はわかりましたが・・。細かな病態の診断はわかりませんでした。あくまでもスクリーニングとしてしか
使えませんが・・。歯科診療室ではVF、VEがありませんので、有効かもしれません。
そうそう、嚥下カンファレンスといえば前々回に私がProfessional oral care reduces influenza infection in elderlyという論文を読んで紹介しました。インフル予防を口腔ケアで行った世界で唯一の論文です。
歯科界から、貴重な報告がされているのに、医科も歯科も追試するわけでもなく無視されていることに、少しばかり残念でなりません。

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○ぽらりす○

こんばんは。本当偶然ですが、私の仲良くさせていただいてる山口県下関市のN先生(分かりますかね?)が、先生とお知り合いだったみたいです!昨夜知りました。同じ介護部会だそうです。不思議な縁ですね♪ちなみに私の主人が、N先生のお友達です。
by ○ぽらりす○ (2010-03-03 21:22) 

なんちゃん

ぽらりすさん

それは、それは・・N先生には、いつもお世話になっています。

by なんちゃん (2010-03-04 15:31) 

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