第2回口腔ケアシンポジウム「あぁ、おいしい!」という言葉を聞くために・・・ [口腔ケア]

昨日、萩市内で第2回萩口腔ケアシンポジウムが、開催されました。
このブログの第1回目の記事が昨年の口腔ケアシンポジウムでしたから、もう1年になるのですね。
今回は、介護予防の観点から、高齢者サロンの紹介やサロンにおける口腔ケアの取り組みを「みつば会」というサロンのリーダーをされている阿武さんに、また歯科医師会からは松隈先生に登壇いただきました。
お二人がサロンでの歯科医師会の活動について非常に丁寧に説明していただきました。また、お口の体操による機能向上の研究結果もわかりやすく説明をいただきました。
そして、今年は、新たな取り組みとして高齢者にやさしい食事を管理栄養士の三浦さんに、お話していただきました。また、野村さん(私の妹の同級生)は、簡単でおしゃれなテーブルコーディネイトを・・。(なにか、いわき食介護学会を連想しますね・・)高齢者の食事を、簡単においしく楽しく、そして安全に食べれるヒントが満載でした。
また、試食コーナーでは「のどに詰まりにくいお餅」を参加者の方に食べ比べていただきました。毎年、正月にはお餅をのどに詰まらせて・・という不幸なことを耳にします。それでも、お年寄りにとっては、お餅は楽しみのひとつですよね。みんなと一緒に食べれるとしあわせだと思います。
そして、歯科医師会が今後積極的に取り組むべき要介護者への口腔ケアへとテーマは進んで行きました。
中でも、介護をされているご家族がシンポジストとしてお話されたことは、非常に歯科医師にとってやりがいのある、また背中をおしてくださるお話でした。口腔ケアが少しづつではありますが、理解、認知されてきていることが実感されてきました。
しかし、市民のみなさんに理解、受け入れていただくには、まだまだひと山もふた山もあると思います。
イベントを成功させることも大切かもしれませんが、市民に浸透させていくことが一番大切です。それには、地道な活動がもっとも大切だと思います。
「あぁ、おいしかった!」という一言をいただけるのは、歯医者にとってもうれしい一言ですよ。
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