あの人も、入院してた? [診療日誌]

毎月1回歯のクリーニングにいらっしやる67歳の男性の方。重度の歯周病を克服して、メインテナンスになって、(歯周病の治療スケジュールを知りたい!ということをよく聞きますので、こんど紹介しますね!)数年になります。歯周病で絶えずいろんな場所から膿が出ていたのに、みごとに克服されて今は再発防止のために来院されてます。
いつも、ニコニコして最近身近で起こったお話を、治療の合間(クリーニング)にされます。今回は、いつもと違う話で、びっくりしました。
というのは、脳出血があり、身体の右側に麻痺がおこり入院していたそうです。元気そうな姿からは、想像もできませんでした。たった1か月の間に、大きな病気をされていたんですね。
歯のメインテナンスをしていると、いろんな病気に罹り入院されたり、また亡くなったりされる方も少なくはありません。でも、退院されるとすぐに「歯は、なんともなかったよ!」と言われるとホッとします。
「麻痺は、残りませんか?」「歯ブラシが大変になりませんか?」とお聞きしました。幸い、後遺障害はなかったのですが、「歯あわせ健口体操」のパンフを渡しておきました。
まだ、お若いのでお元気で活躍していただきたいものです。
重度の歯周病の既往がある方で、入院を伴うような生活の変化があると、お口の中は手がつけられないような惨憺たる状態になることが、多いのです。この患者さんは、きちんとメインテナンスを行われていたことが入院しても、歯が大丈夫だった最大の理由だと思います。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。