山口県歯科衛生士会での講演 [歯周病]

日曜日は、山口県の歯科衛生士会に呼ばれて「歯周治療の基本検査」ということで、講演と実習を行いにでかけました。講演をしながら、あらためて気がついたのですが、歯周治療における最も基本的なプラークコントロールやプロービング、規格性のあるレントゲン撮影が・・。まだまだ、普及していないことを感じました。
今回の実習は、プロービングです。実習で持参していただいたプローブが変形してたり、規格性のないコピー商品みたいなものだったり・・。レントゲンもデンタル10枚法で撮影している医院は、ごくわずかでした。またパノラマレントゲンも、写りの悪いものが少なくないので診断するのに、イマイチなものが多かったように感じました。これで歯周治療の診療ができているのか・!少し、びっくりしました。
正確な診査、規格性のあるレントゲン写真、によって患者さんに病態を始めて正直に提示できます。そうすることで、患者さんがモチベーション(動機付け)されて・・・。と、当たり前のことを、すればいいだけのことなのに・・。
そうしないと患者さんの協力を得ることができないんですものね。患者さんの協力、病気への理解がなければ、慢性疾患の改善はありません。実は、簡単なことだけど、重要なことなんです!
 整形外科に行こうが、外科に行こうが・・医科では、必ずレントゲンを提示してお話してくださいます。どこがどうなっていると説明してくださいますよね。その際、写りの悪いレントゲンは、今まで見たことがありません。医科ではずっと昔からおこなわれていることです。歯科では、撮影したレントゲンを見せて説明してくれない診療室が、実は以外に多いみたいです。
頑張って、伝えていかねばならないのですね。と、感じた1日でした。
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五月晴れ

お疲れさまでした。
ありがとうございました。
先生のお話もっともだと思います。
それぞれの医院で質の高い医療が提供できれば・・・DHだけでなく院長の意識改革も・・・
院内のコミュニケーション難しいです。
反省させられた一日でした。
by 五月晴れ (2009-09-29 09:48) 

なんちゃん

生意気なことを言ってすみませんでした。
私の医院は、そんなに、質の高いわけではないのですが、標準だと思ってます。
当たり前のことを当たり前にしている程度ですけど・・
by なんちゃん (2009-10-03 16:03) 

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