臨床統計学 [歯科一般]

まさか、統計学の本で感動するとは・・。「日常臨床にすぐ使える臨床統計学」という本を読みました。能登先生という方がお書きになった本ですが、統計学を数字の解釈として伝えるのではなく、臨床にとって意味あるべきものとして使うためには、どうするか?が本当に簡潔にわかりやすく記載されています。とかく、先駆者の経験則、個人意見に左右されやすい歯科界においては、学ぶべきことが多く書かれています。人間は必ずしも病態生理学の理論通りに反応しないので、不確実性を正面から見据え、限界を認識したうえで予測確率としての客観性に対処していくべきだ。という文章には感動すらしました。統計学入門にしては、よい本だと思いました。
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