喪中はがき [診療日誌]

診療中に喪中はがきが届いた。
あぁ、またこの季節になったなぁ!と思ってはがきを見る。
すると、長年口腔ケアをしていたおばあちゃんのご家族からだった。
ご家族は、口腔ケアに理解があり、胃ろうになっても口腔ケアの必要性がわかっていらした。
ケアマネさんにも、こんな大切なことわかってほしい。
口から食べなくても、口腔ケアは必要なんだよ。
自宅療養の経過が悪く、病院に入院されてから、当院の口腔ケアは
途絶えてしまった。

あと、わずかの命だなというあきらめがあった。

その時は、数週間だろうと考えた。また、受け入れ先の病院も、なじみのないところだったので・・・。

・・・ここで、もうひと押しして、病院へも口腔ケアに行きますよ!と言えばよかった・・・のかな?。しかし、思いのほか入院期間も長かった。

担当衛生士にはがきを見せた。
寂しそうに、読んでいた。
最後まで、診る!という私たちの思いを実践できなかった。
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コメント 2

徳さん

「最後まで診る」ということは大変なことなのですね。衛生士さんがさびしそうに手紙を読んでいる姿が目に浮かびます。
これからもがんばって医療活動にお励みください。
by 徳さん (2012-11-18 12:44) 

なんちゃん

徳さん
ありがとうございます。
がんばります。

by なんちゃん (2012-11-27 14:55) 

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