緩和ケア公開講座に参加して [末期がん]

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先日の日曜日、上記のような公開講座に参加してまいりました。基調講演をされた山崎先生は、おだやかな口調で語りかけるようにお話になりました。特に患者さんのスピリチャリティについてのお話を中心にお話されました。壇上からでなく会場に降りて参加者と対話しながらの講演をされました。あぁ、こんなお医者さまもいらっしゃるのだな~。
私のような、攻撃的な口調での講演は、だめだな~~と思いました。
WHO方式、余命1月は訪問介護を無制限にする、在宅末期がんの患者さんの介護は、要介護2からのスタートにするなど、知らなかった知識や提言などを頂きました。非常に多くのことを教えていただきました。
また、シンポジウムは山口県で活躍されている3名のシンポジストにお話をいただきました。先日お知り合いになれた訪問看護師の岡藤さんのお話は、すばらしかったですね。控え目なお話の中に、医療人として大切なことばがこめられていました。こんな人に看取られるとうれしいだろうな~と思いました。
しかし、私の周りには、若くして癌になり緩和ケアというより、癌と戦うという人が少なくありません。
どう、心穏やかに過ごしていっていただくのか?非常に難しいのです。「癌になるほど長生きしましたね。」とは言えないですものね。
だって、こんな長寿社会になって癌で命を奪われるなんて考えられないです。これから、人生もうひと花咲かせよう、否、もっともっと人生を楽しもうという年代ですから・・・。若くして癌になった方は、やっぱり闘って、勝利してほしいと思うので、「がんばりましょう!負けないで!」というような声をかけてあげたり、本人が喜ぶような何かを企画してあげるのがいいのかな・・と思うのですが・・。どう思います?
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