唾液でわかる赤ちゃんの気持ち/唾液で知りたい歯ぎしりのタイミング [診断]

5月21日の朝刊で読んだのですが、おむつなどを手がける「ユニ・チャーム」という会社が、唾液に含まれる消化酵素のアミラーゼを利用して幼児のストレスを調べた研究結果をまとめたようです。
おむつのはき心地を、直接赤ちゃんから聞いてみるのは・・?という疑問から、研究がはじまったそうです。人はストレスを感じるとアミラーゼの分泌量が増えるらしいのです。これは、成人では確認されているのですが、赤ちゃんでも当てはまるようです。新聞では症例数はすくないものの興味深い臨床実験を紹介されてました。
その実験は、母親が無表情で赤ちゃんに接するのと、笑顔や声掛けをする場合とでは、無表情の場合は1.5倍のアミラーゼが分泌されていたというものです。
将来、なんらかの検査キットができるのではないでしょうか?なぜ泣きやまないのか?とか原因の一助になれば、お母さんも助かりますね。いずれにせよ、やさしく接してあげることには間違いはないようですが・・。
もし、キットが発売になったら、私は赤ちゃんより、歯周病の患者さんで試してみたいと思ってます。なぜって?歯周病は歯周病菌による感染によることと、ストレスによる歯ぎしりによって歯を揺さぶられて歯周組織が破壊されることも無視することができないからです。唾液のアミラーゼが普段より多く分泌していたら・・。ストレスによる歯ぎしりへの対応が、できるかもしれないと考えているのです。
でも、歯医者に来院すること自体が、ストレスだったら・・・、わからないかもしれませんね。

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